パヤオ県のお守り(その13) [プラクルアン]
前回の続きです。今度は仏暦2518年(西暦1975年)に発行された高僧クバー・イントー生前最後のお守りです。満80歳を記念して発行されたもので前年2517年10月24日 ロイクラトン(灯籠流し)の時期に入念儀式されています。画像1枚目はその時(クバー・イントー79歳の時)に撮影された写真です。お守りは初代2508年のお守りに比べてサイズは大きいですが仏暦2510年代以降はこのサイズが主流になっているように思います。トックと言われる印がお守り中央左下付近に押されています。これは型抜き後に押されたもので押印の際の圧で裏側は少し盛り上がっています。この頃からは簡単にコピー出来ないような工夫がなされていますが現在までに既に3タイプの偽物が確認されています。写真4枚目は押印部分の拡大写真写真です。ちなみに現在はパヤオ県ですが当時はまだチェンライ県パヤオ郡だったので裏側にはパヤオとチェンライの文字が入っています。5枚目は初代2508年と最後2518年のお守りの比較です。2518年のお守りはかなり状態が良いです。コイン型以外にもクバー・イントーのお守りも持っているので後日記事にしたいと思います。
<追記>2020年9月14日 昨日初めてワット・ブンユーンに行って来ましたので写真をアップしておきます。本堂の隣には小綺麗なお堂があり高僧クバー・イントーの銅像が祀られています。クバー・イントーの簡単なヒストリーもありましたので後ほどじっくりと読んでみるつもりです。
<追記>2023年6月26日 ケースに入れたので写真アップしておきます。
高僧クバー・イントーが住職をしていたパヤオ市内のワット・ブンユーン(寺院)の写真を追加しました。
by プラヤー (2020-09-14 00:22)
高僧クバー・イントーのお守りをケースに入れました。
by プラヤー (2023-06-26 23:28)