プレアンコール期 菩薩像残欠 足 [タイ発]
プレアンコール期の菩薩像の足と思われる貴重な残欠を入手した。サイズは結構大き目でプレアンコール期の特徴の1つ台座のないソリッド(青銅)の足です。ナコンラチャシマ県出土で隣県ブリラム県プラコンチャイ様式の青銅菩薩像に近いものだと思います。年代は8世紀ごろ、後日文献に掲載されている資料を追加したいと思います。以前の関連記事を貼り付けておきます。https://thaiart.blog.ss-blog.jp/2019-07-21
Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia (Metropolitan Museum of Art Series)
- 作者: Guy, John
- 出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art
- 発売日: 2014/05/06
- メディア: ハードカバー
シャン青銅 プラ・ウパクット [ビルマ発]
シャン(タイヤイ)様式のウパクット仏です。青銅表面の緑青は磨かれておりピカピカのブロンズで分厚くてとてもいい材質です。年代は18〜19世紀、シャン美術からマンダレー美術にかけてのものです。希少なお守りサイズなのでいつか銀ケースに入れたいと思っています。実物はまだ拝めていませんが、、。
Burmese Buddhist Sculpture: Johan Moyer Collection
- 作者: Karow, Otto
- 出版社/メーカー: White Lotus Co Ltd
- 発売日: 1995/02/01
- メディア: ペーパーバック
プラチャオ・トンルアン仏(パヤオ県シーコームカム寺院) [タイ発]
写真1、4枚目は現在のプラチャオ・トンルアン仏です。昨年(仏暦2563年)12月5日(ラーマ9世生誕日)から写真の衣装を身につけました。写真2枚目は衣装作製時の様子です。その下写真3枚目の白黒写真は仏暦2501年3月13日にラーマ9世夫妻がシーコームカム寺院に来られた時のものです。衣装の模様が少し似ていますね。このような衣装を身につけることは稀でおそらく数十年ぶりではないかと思います。このタイミングで寺院を参拝出来る方は本当にラッキーですね。