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クメール王朝 青銅女神像頭部(ブリラム県出土) [タイ発]

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タイ ブリラム県で出土したクメール王朝時代の青銅像頭部です。緑青が美しく造りも繊細です。年代的には顔の様式からスーリヤヴァルマン2世の時代(12世紀)のものだと思います。文献で調べてみるとこの像は女性の像でYogini(ヨギーニ)(写真5枚目)ではないかと思います。写真のように後頭部を比較した写真(写真7枚目)もそっくりです。発掘した方がケースを作って大事にしていましたが何とか譲って貰うことが出来ました。顔も可愛く宝物として大切にしています。


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ナードゥン出土 ドヴァーラヴァティー期の塼仏(マハーサラカム県) [タイ発]

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写真1、5枚目はマハーサラカム県ナードゥン出土の土製の塼仏(ドヴァーラヴァティー期 9世紀頃)です。仏暦2522年に初めて発見されたもので仏暦2555年にも大規模な発掘が行われています。こちらは2522年に出土したものです。20年近く前に手に入れたもので貴重で状態が良く現在では当時の10倍ぐらいの価値があると思います。入手した後に発刊された出土仏(タイ東北部)の文献にも掲載(写真2〜4枚)されています。参考に昨年行って来たナードゥンの記事を貼りつけておきます。https://thaiart.blog.ss-blog.jp/2020-08-02

<追記>2022年1月27日 写真1、2枚目はコンケン国立博物館に展示されている同出土地の同型のものです。2020年に発刊されたナードゥン郡出土品の文献(写真3、4枚目)にも私のコレクションが掲載されていますので写真を追加しておきます。参考まで。
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銀製ランチャーン仏(お守りサイズ)タートパノム出土 [ラオス発]

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写真1、2枚目は最近手に入れたプラクルアンサイズのランチャーン仏(銀製)です。タイ東北部ナコンパノム県の仏塔タートパノムで発見されたものの1つです。写真3〜5枚目はタートパノム敷地内にある博物館の写真ですが付近で発見された数多くの青銅仏が展示されています。写真6枚目はその1点と並べて比較したものです。銀製仏(右側)はわずか2センチほどのものですがサイズのある左側の青銅仏同様、ランチャーン様式を色濃く残した表情なっているのが分かりますでしょうか。年代はランチャーン末期17〜18世紀初めのものです。タート・パノムとラオス側の仏塔タート・インハンの以前の記事を貼りつけておきます。https://thaiart.blog.ss-blog.jp/2015-04-14

Lao Buddha: The Image and Its History

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  • 作者: Lopetcharat, Somkiart
  • 出版社/メーカー: Art Media Resources Ltd
  • 発売日: 2001/09/01
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