SSブログ

メコンを望む(チェンコーン 丘の上から) [北部タイ発]

83ABE848-602A-4C9B-849A-CD0650C67211.jpeg4A549D50-923D-4B60-8780-75A57B67009E.jpeg68D91727-F9BA-4DCF-B4D1-6E7DA2DB98D9.jpegAFFBAB92-9536-47D9-82CC-F209D4E69275.jpeg
久しぶりにチェンセン青銅仏(シンサーム様式)の写真をアップします。写真1枚目は夜の照明下で、写真2枚目は日中外で撮影した同じものです。ブロンズ表面の色が異なって見えます。また日中は瞳がよく見えます(3枚目右側)。最後の写真はタイ北部チェンセンからチェンコーンに向かう途中の丘の上から撮影したものです。現在は向こう側がラオス、こちら側はタイですが、この付近では向こう側でもチェンセン時代の仏像が発見(出土)されています。この後メコンはラオス内部に入りルアンパバーンを経由して南下します。素晴らしい所で下でコーヒーを買って何度も眺めに行きました。

Buddhist Sculpture of Northern Thailand

Buddhist Sculpture of Northern Thailand

  • 作者: Stratton, Carol
  • 出版社/メーカー: Serindia Pubns
  • 発売日: 2003/06/01
  • メディア: ハードカバー



月刊目の眼2021年7月号(十一面観音 光の旅)

月刊目の眼2021年7月号(十一面観音 光の旅)

  • 作者: 目の眼編集部
  • 出版社/メーカー: 目の眼
  • 発売日: 2021/06/15
  • メディア: Kindle版



nice!(0)  コメント(0) 

プレアンコール期 青銅菩薩像(バンコク国立博物館) [タイ発]

182F2292-8419-46ED-A495-B42A657C1EBC.jpegBF52C183-5A6D-4813-8FAC-282711BFA169.jpeg3355D42C-2E64-4796-9045-A5DA31169DC9.jpegD86B1123-EE51-48EF-B16B-A1152ACC7084.jpegC81524C9-F677-484B-81F3-0F21D80C580E.jpegBC6900C2-AEAF-43EC-AD4A-089832763C9D.jpeg809FB449-45C5-4EA3-B915-3391029AA8BA.jpeg056967F8-38BC-47AB-9FA5-070E472A74CF.jpeg1F9EBBD9-629F-41F2-A488-31D1E3D16151.jpegDB2CBAA6-6DDF-4FCC-88B5-65301C3B2E08.jpeg
写真1枚目はバンコク国立博物館に展示されているナコーンラーチャシーマー県ノーンスーン郡出土の大型の青銅菩薩像頭部です。1987年、東京国立博物館で開催された日タイ修好100周年記念「タイ美術展」に日本にも来ており、当時図録の表紙を飾った有名な出展品です。この頭部と一緒に出土した手足や腕の一部のオリジナルを使用して完全な状態に復元した青銅菩薩像(写真3〜5枚目)が現在バンコク国立博物館の特別展(写真2枚目、6月末まで)で会場のメインに展示されています。高さはなんと3メートルを超えるようです。写真6〜8枚目はそのオリジナルの足部分です。私も同県で出土した同年代(8〜9世紀頃)のものと思われる青銅製の足(写真9枚目)を持っているのですが、台座部に直立させる為の突起が各足の足裏にあるのも共通しています。復元時に用いられた手足の残欠はおそらく今回初めて一般公開されたものだと思います。バンコクに行く際は必ず見ておきたい像です。以前の記事「プレアンコール期 菩薩像残欠 足」のリンクを貼り付けておきます。https://thaiart.blog.ss-blog.jp/2021-01-16-1
ちなみに「目の眼」7月号は日本の観音菩薩像が特集されており、文も多く勉強になります。


Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia (Metropolitan Museum of Art Series)

Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia (Metropolitan Museum of Art Series)

  • 作者: Guy, John
  • 出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art
  • 発売日: 2014/05/06
  • メディア: ハードカバー



月刊目の眼2021年7月号(十一面観音 光の旅)

月刊目の眼2021年7月号(十一面観音 光の旅)

  • 作者: 目の眼編集部
  • 出版社/メーカー: 目の眼
  • 発売日: 2021/06/15
  • メディア: Kindle版



nice!(0)  コメント(0) 

シャン美術 仏陀ストーリー 初期頃 [ビルマ発]

A243ED01-F14E-4B58-8103-C9BCC9761667.jpeg78A3D303-6C86-420A-B30D-B5F52387B364.jpegDBDD7B21-0282-43D5-AEFF-7BABFCF35608.jpeg
シャンの仏陀ストーリーシリーズの中でもとても珍しい形状のものです。3段のピラミッド型で仏陀(釈迦)が頂上に座り、2段目以下に弟子が座り、象や鹿なども捉まって説法を聞いているシーン(初転法輪?)です。最近気づいたのですが全体の形状を見るとおそらくこの作品はシャン族の寺院をイメージして作られたものだと思います。また写真3枚目は1枚目を拡大したものですが顔つきが洗練されていく中後期に比べて(よりプリミティブな)以前の様式に見えます。年代的にはシャン(タイヤイ)美術初期頃 17〜18世紀のものかもしれません。具対的な資料があればまた追記したいと思います。

<追記>2021年6月15日 バンコク国立博物館に展示されている仏陀ストーリーの名品の写真を追加しておきます。大型で台座部は分厚くしっかりとした造りです。記述は17〜18世紀となっています。アユタヤ美術の影響を受けているように感じます。18世紀に入った頃のものかもしれません。参考まで。
822E664D-7150-4716-BF5E-6902E231012A.jpegED523A5E-562B-400B-936D-DA224FEC6773.jpeg

Burmese Buddhist Sculpture: Johan Moyer Collection

Burmese Buddhist Sculpture: Johan Moyer Collection

  • 作者: Karow, Otto
  • 出版社/メーカー: White Lotus Co Ltd
  • 発売日: 1995/02/01
  • メディア: ペーパーバック



nice!(0)  コメント(2) 

シャン青銅仏 小型 [ビルマ発]

663D3C0A-C767-4251-BF80-57E997141F8E.jpegBC9834E2-9BFE-4686-BB1D-278BF08F8D24.jpeg6946F072-CF5A-4C31-9A0D-96CF7908290F.jpegBACF7514-8A13-4E7F-A830-6712DF6C0209.jpeg
今日から6月。写真1、2枚目は塗金や台座部には朱色の塗料(チャート)が残った小型のシャン青銅仏です。実物はまだ見ていませんが最近入手したものです。後頭部には菩提樹もしくは光背があった跡があります。年代的には18世紀後半から19世紀初め頃のものですが、以前手に入れた高さ30センチ程のシャンの木製仏(写真3枚目)と比較して見ると美術様式やバランスがほぼ同じなのでこの2点は製作年代も近いと思います。

Burmese Buddhist Sculpture: Johan Moyer Collection

Burmese Buddhist Sculpture: Johan Moyer Collection

  • 作者: Karow, Otto
  • 出版社/メーカー: White Lotus Co Ltd
  • 発売日: 1995/02/01
  • メディア: ペーパーバック



nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。