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ジャトゥカム・ラマテープの祖先のお守り(1000年前 シリヴィジャヤ美術) [ジャトゥカム・ラマテープ]



今年タイで大流行している「ジャトゥカム・ラマテープ」だがそのジャトゥカムとは今から1000年以上前にマレー半島を統治していた王のことである。その王ジャトゥカムを神仏化した仏像は7世紀ごろからタイ南部で作られてきている。写真のプラクルアンはその当時のものでタイ南部で出土したもの。材質は土製である。テラコッタ製と異なり素焼きはされておらず、型取り後、乾燥させただけのものである。シウィチャイ美術(シリヴィジャヤ美術)は南インドとの東西貿易によりジャワや南インド系美術の影響を受けている。ジャトゥカム・ラマテープ像の独特な座り方はそれらの美術由来によるものである。写真のお守りも当時8-9世紀頃のものである。立て膝であぐらをかいた座り方をしている。

Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)

Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)

  • 作者: M. L. Pattaratorn Chirapravati
  • 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr (Sd)
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: ハードカバー


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ジャトゥカム・ラマテープ 招福 読売新聞記事 [ジャトゥカム・ラマテープ]



今日の読売新聞の記事でも紹介されてきて日本でもジワリジワリと認知度は上がってきていると思われるがまだまだ話題に上るほどでは無いだろう。先週の休日もお守り市場に足を運んだが、もうプラクルアンというようりもジャトゥカム市場になってしまっている。朝早くて人は少なかったが新しく発行されたジャトゥカムに群がる者有り。来週には仕事場の近くのお寺でもタイ南部ナコンシータマラートで本格的儀式をしてきたジャトゥカムが発行されやや周囲が騒がしくなってきているが、タイ全国で発行されるチャトゥカームが半端な種類ではないので最近はなかなか手が出せないでいる。


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初代ジャトゥカム物知りチャンピオン [ジャトゥカム・ラマテープ]



先週の金曜日22:00頃の有名なクイズ番組でジャトゥカム・ラマテープが題材に上げられタイの予選を勝ち抜いた?ジャトゥカム狂信者が5人参加していた。最終的には2名が同時に優勝したのだが、数々のジャトゥカム関連の豪華賞品(恐らく数百万バーツ相当)が用意されていた。
クイズの内容はマニアックそのもので例えば「初代ジャトゥカム(2530年)はクンパン氏が何歳何ヶ月何日の時に作られたか?」とか「アユタヤ県プータイサワン寺(2547年)で最初に作られたジャトゥカムはどんなもので、何体作られ、タイ南部のから何が混ぜられていた?」等でこの高価な優勝賞品の為か会場は異常なほどの盛り上がり方(恐らくプロの方々がほとんど)で、ジャトゥカム人気もまだまだ続くなーと思わせました。
この番組の中で現在約100万バーツの初代ジャトゥカムも、最初(約20年前)はたった49バーツであったことが分かりました。ジャトゥカムの歴史は浅いが、タイ、プラクルアン界のドンと呼ばれる目利きのパヤップ氏も最近このジャトゥカムをぶら下げていることから、ジャトゥカム人気は一時的なもので終わることなくこれからもプラクルアンの1ジャンルとして続くと確信しました。私も収集をもう少し続けて見ます。


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ジャトゥカム・ラマテープ(最終章?) [ジャトゥカム・ラマテープ]



ジャトゥカム・ラマテープ。タイの男は堂々と服の上に身に着けている。しかしそのような者もタイ正月(ソンクラーン)をピークに減ってきている。良く売れていたジャトゥカムのカタログも本屋で山積みになっている。大量のストックを抱えたジャトゥカム売りの店主も暇そうに鼻くそをほじっている。客層も変わり女性が減った。残されたオヤジ風の者をみると以前と変わらない平和なプラ市場の風景に戻っているような気がする。その変化は私自身にもあった。夜も昼も会議中も頭の中の99%はジャトゥカムだった。夢でも見ていたのだろうか・・・。その1,2ヶ月前のジャトゥカム熱が嘘だったかように今またプラクルアンへの興味が復活してきている。一体何だったのだろうか「ジャトゥカム・ラマテープ」・・・。ふと我に返り今まで収集したジャトゥカムを集めてみた。ネクタイと一緒で日替わりもOK、TPOに合わせたチョイスも出来る。カラーバリエーションも豊富だ。これからジャトゥカムの使用方法をじっくりと考えてみます。皆様のアイデア募集中。

Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)

Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)

  • 作者: M. L. Pattaratorn Chirapravati
  • 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: ハードカバー


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久しぶりのジャトゥカム情報 [ジャトゥカム・ラマテープ]



「ジャトゥカム・ラマテープ」。相変わらずいろいろと話題が絶えないのだが、なんか少し落ち着いてきた感じです。それというのも今年2007年にタイ全国各地でさまざまなデザインのジャトゥカムが作成されており一体どれを買えば良いのか分からないという状態になっているのもひとつの原因です。またただ作るだけ作って入念儀式も行わず売るという粗悪なものも出てきておりジャトゥカム狂だった一般市民からも疑念の目で見られ始めています。そんな訳で今年仏暦2550年のモデルは一度も購入はしなかったのだがつい最近、知り合いの押し売りあい購入したのが写真のものである。サイズは直径7センチ。大型のジャトゥカムでタイ軍隊が国王にささげる為に作られたもので、国王のラッキーカラー(月曜日生まれ)の黄色が特に人気のようです。

G-DIARY (ジーダイアリー) 2007年 06月号 [雑誌]

G-DIARY (ジーダイアリー) 2007年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本出版貿易
  • 発売日: 2007/05/15
  • メディア: 雑誌


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今日もジャトゥカムねたです。 [ジャトゥカム・ラマテープ]



毎度ジャトゥカム・ラマテープねたばかりですみません。
最近は「ジャトゥカム」「ジャトゥカーム」「チャトゥカム」「チャトゥカーム」等、日本のサイトでも検索されてきています。まだかなり少なめですが。でも将来ひょっとするとタイのお守り「プラクルアン」よりもメジャーなキーワードになる可能性があるような気がします。
タイのお守り市場では相変わらず年齢を問わず男も女もジャトゥカムを求めに来ており、異常といえるぐらいの人気を維持していますがこの先どうなることやら・・・。ジャトゥカム関連の書籍はかなり売れているようですし、月に一回はナコンシータマラートのお寺にお参りに行く熱心なジャトゥカム信者も結構いる。まったく行ったら、ジャトゥカムのお土産を買ってきて欲しいぐらいですよ。古いやつをね。。。。
そんな感じで明日、1987年に最初に作られたジャトゥカムを見に行ってきます。高いけど「願いごとがかなう」なら買っておきたいですね。

Jim Thompson: The House on the Klong

Jim Thompson: The House on the Klong

  • 作者: William Warren, Jean-Michel Beurdeley
  • 出版社/メーカー: Weatherhill
  • 発売日: 2001/03/01
  • メディア: ハードカバー


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ジャトゥカム展示会(その3) [ジャトゥカム・ラマテープ]



ジャトゥカム・ラマテープ展示会のつづきです。いろいろなジャトゥカム・ラマテープ像ですが、ほぼ共通しているのはナーガによって守られた坐像になっており、インド系の美術が溶け込んでいると思います。
ジャトゥカム・ラマテープについての動画がありましたので下記のリンクを参考にしてださい。
http://www.afpbb.com/article/1563854

Art from Thailand

Art from Thailand

  • 作者: Robert L. Brown, National Centre for the Performing Arts (India)
  • 出版社/メーカー: Marg Pubns
  • 発売日: 1999/12/01
  • メディア: ハードカバー


Adoration and Glory: The Golden Age of Khmer Art

Adoration and Glory: The Golden Age of Khmer Art

  • 作者: Emma C. Bunker, Douglas Latchford
  • 出版社/メーカー: Art Media Resources Ltd
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: ハードカバー


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ジャトゥカム・ラマテープ展示会(その2) [ジャトゥカム・ラマテープ]



「ジャトゥカム・ラマテープ」とは2人の王を1つの神にまとめたものを言う。今回の展示会場では
それらをまとめたブロンズ像がメインにディスプレイされていた。一番下の画像はジャトゥカム・ラマテープ最初期の(仏暦2530年)もので現在では100万バーツ(約340万円)ほどする。この最初期のチャトゥカム・ラマテープは大型と小型に分けられるがどちらも勘弁してほしい価格になっている。欲しいですけど・・・。

Thai Ceramic Art: The Three Religions

Thai Ceramic Art: The Three Religions

  • 作者: Dick Van Oenen, Dick van Oenen
  • 出版社/メーカー: Sun Tree Pub
  • 発売日: 2005/03/01
  • メディア: ハードカバー


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ジャトゥカム展示即売会 [ジャトゥカム・ラマテープ]



昨日の日曜日、バンコク東のシリコン・スクエアという大型ショッピングモールでジャトゥカム・ラマテープの展示・販売会があるということで行ってみた。ナコンシータマラートのお寺にはなかなか行けないがバンコクでジャトゥカムが見れるということで多くのタイ人が男も女も会場を賑わせていた。このジャトゥカム人気は今のところ廃る気配なしです。


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ラック・ムアン ピー49 from ナコンシータマラート [ジャトゥカム・ラマテープ]



ラック・ムアンが昨年(仏暦2549年)に作成した、ジャトゥカム・ラマテープの中のプラ・ピッターです。材質はワーンと言われる霊草です。これは最初に手に入れたジャトゥカムの1つです。両面共に塗金処理がされており、表面にはレーザーでコードNo.が打たれています。

東南アジアの古美術―その魅力と歴史

東南アジアの古美術―その魅力と歴史

  • 作者: 関 千里
  • 出版社/メーカー: めこん
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 単行本


タイ古代美術展図録 (1962年)

タイ古代美術展図録 (1962年)

  • 作者: 日本経済新聞社
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 1962
  • メディア: -


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