年末の博物館回りのラストです。ここも初めてでした。館内は広く展示物も多くかなり楽しめました。展示品はピマーイ遺跡で発掘された石像や青銅品がメインですがそれ以外にもナコンラチャシマ県内(コラート)で出土したドヴァーラヴァティー時代のものが小部屋に集約して展示されており8世紀頃の貴重なブロンズ像も見ることが出来ます。またポストアンコール期のものやラオス美術の影響を受けたランチャーン様式の木製仏や青銅仏も展示されていました。博物館外の敷地内にも館内に収めけれない石造彫刻が展示されていますのでこちらも必見です。石造彫刻は大きくてなかなかコレクションは難しいですが残欠だけでもすごく迫力があっていいものです。

Adoration and Glory: The Golden Age of Khmer Art

  • 出版社/メーカー: Art Media Resources Ltd
  • 発売日: 2003/12/01
  • メディア: ハードカバー