タイスマイルと言っても航空会社ではなくタイの微笑みのことです。この青銅仏頭部は昨年タイ北部で出土したものでチェンセン・チャイプラーカーン(ファーン)様式 16世紀頃のものです。400年〜500年は地中にあったのもで出土直後(写真2、3枚目)は表面に土が硬く付着した状態でした。この状態でも薄っすらと仏像の表情が分かりますがクリーニング後の仏の微笑みはとても素晴らしいです。ちなみに写真4枚目はチェンセン国立博物館に展示されている同様式のものですが顔がよく似ています。前オーナーがケースを作ってくれたましたが首からぶら下げるのは少し大きいのでこのままの状態で大事にしたいと思います。

Buddhist Sculpture of Northern Thailand

  • 作者: Stratton, Carol
  • 出版社/メーカー: Serindia Pubns
  • 発売日: 2003/06/01
  • メディア: ハードカバー