持っている仏画の中で一番大型のものですが、大きさは別にしても色づかいや構図がとても迫力のある作品です。写真4枚目は文献に掲載させているアユタヤ時代の経典 17〜18世紀(タイ国立図書館蔵、左側)と比較してみたものですが繊細さは匹敵すると思います。かなり以前に国境付近で入手したものでカンボジア側のものかもしれませんが年代的にはアユタヤ末期〜ラタナコーシン初期(18世紀末)頃のものです。