ブリラム県プラコーンチャイ出土の青銅仏(弥勒菩薩)です。ここはタイ領ですがカンボジアの国境に接した場所に位置し美術的にもプレアンコール美術の影響を受けています、またここの出土品はタイでもクメールにも類例のない独自の美術を有しており「プラコーンチャイ様式」と呼ばれています。完全品のほとんどはタイ国外の博物館や著名コレクターのもとにありますのでこの上半身だけでもラッキーだったと思います。時代的には8世紀から9世紀頃のもの。

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