チェンセン青銅仏・シンサーム様式 [北部タイ発]
前記事に同じくパヤオで入手した青銅仏です。写真の通り破損があり、顔はかなりすり減っていますがチェンセンの国立博物館や寺院で見られる大型の青銅仏に近いバランスのとれた造りです。おそらくチェンセン付近で出土したものだと思います。顔つきや肩幅が広い点等、スコータイ美術の影響を受けており年代的には16世紀のものと思います。破損があってもやはり本物の美術は素晴らしい。
Buddhist Sculpture of Northern Thailand
- 作者: Carol Stratton
- 出版社/メーカー: Serindia Pubns
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: ハードカバー
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