SSブログ

ほとけと神々大集合(龍谷ミュージアム) [その他]

3BE5CE9F-3035-4928-98F2-6BC5B7695685.jpegA79247C9-603C-4E9E-ACCB-9293A5FA851B.jpeg0C5ECA56-200A-498E-9E23-207FF710FE4D.jpegFBE280D7-B6EB-47C4-BA2F-4C265390D959.jpegBBE7EAA3-C6CE-4209-AE98-13B30D0B27A1.jpegA55D2E54-7C5D-4909-81DD-34FABBD07E04.jpeg075408B3-08F3-415E-B106-5A4DEB7106D0.jpegC90E8FEB-A0CF-4BE5-BB47-1EBA32E61A55.jpeg
先日、龍谷ミュージアムで開催されている企画展「ほとけと神々大集合 ―岡山・宗教美術の名宝―」を見に行ってきました。内容も素晴らしくとても勉強になりました。内部の写真撮影は不可ですので図録の写真を2点(写真2、3枚目)掲載させていただきます。2点とも岡山県指定重要文化財で今回の企画展メインの展示品です。上が木造 宝冠阿弥陀如来坐像(鎌倉時代、西暦1329年)、下が木造 男神坐像(平安時代後期、10〜11世紀)です。その下の写真4、5枚目は上記2点と同時期ごろの東南アジア仏を並べて比較してみたものです。まず1つ目は阿弥陀如来像の頭部との比較ですが以前入手したテラコッタ製頭部(ランカー初期?、13〜15世紀?)を並べてみました。企画展の記述には「髻(もとどり)を高く結い上げ宝冠を着け、、、結跏趺坐する。はっきりと弧を刻む眉など凛々しい表情である」と書かれていますが、美術様式が共通しているように思えます。次は男神坐像です。記述には「両目を弓なりに吊り上げ、、、口を大きくへの字に曲げた独特の表情で、、」と書かれていました。こちらには年代の近いハリプンチャイ期仏像頭部(テラコッタ製、11〜13世紀ごろ)を並べてみましたが独特の目や顎の形状もよく似ています。最近は国内の博物館で仏教美術品をよく見ていますが、日本の仏像でも同時期の東南アジアの仏像と美術様式で共通する点があり、今までとは違う角度から年代の特定を試しています。その下3枚の写真は京都国立博物館です。こちらも内部の写真撮影は出来ませんので外観のみです。タイ行きはまだ時間がかかりそうですが、ブログは引き続き頑張っていきます。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。