ドヴァーラヴァティー期 テラコッタ製人物像(チャンセン出土)その9 [タイ発]
ついにこの像を手に入れました。ドヴァーラヴァティー期のテラコッタ製女性像です。写真1枚目はこの像がタイの考古学誌ムアンボラーンの表紙写真を飾った2012年 Oct-Dec号です。写真2枚目は出土地チャンセンの博物館に展示されている同型のもの、写真3枚目はロッブリー市内、ソムデット・プラナラーイ国立博物館に展示されているものです。そして写真4、5枚目が今回手に入れた同型のものです。状態は博物館品にはかないませんが胴体部も残っており、縦に高く結われた髪や二重まぶたの大きな目、分厚い唇などドヴァーラヴァティー期の仏像に共通する美術様式など見られ興味深く貴重な像です。年代的には7〜8世紀頃のものです。
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