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タイ金属製最高峰のプラクルアン スコータイ出土 [プラクルアン]



今までに何度も書いたかもしれませんが、スコータイ県の北部スワンカローク出土の「プラルアン・ユーン・ランランプーン(宝冠立像)」と呼ばれるロッブリー様式のプラクルアンを触る機会があったのでレポートいたします。
材質は鉛製(ヌア・タックワ・サニムデーン)です。このサニム・デーンとは赤錆のことを言い、古い鉛は配合率にもよるが独自の赤い色に変色する為このように呼ばれる。この赤さでプラをさらに美しくなるのである。今回のものも1日借りて部屋でじーっくりと数時間ルーペで観察し、本物のサニムデーン特有の亀裂の入り状態、変色具合を観察した。いやールーペで観察し疲れましたよー。あまり長くやると肩がこります。モノを観察するにはやはり部屋の電気よりも日光が一番良いです。ベランダでじっと観察したり時間によっては窓際に移動したりして、もーこの材質は完璧に勉強出来ました。写真は文献の写真とモノを並べ比べてみました。

亜細亜、骨董仕入れ旅

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  • 作者: 島津 法樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本


G-DIARY (ジーダイアリー) 2007年 03月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 日本出版貿易
  • 発売日: 2007/02/15
  • メディア: 雑誌


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