初期の仏陀ストーリー青銅像 [ビルマ発]
シャン青銅像シリーズの仏陀ストーリーは文献を見ると大抵年代は18〜19世紀と記載されている。この18世紀と19世紀の区分けは正式ではないがだいたいは分かる。最近はこの18世紀の仏陀ストーリーはなかなか見つからなくなってきている。見つかってもシャン後期(タイヤイ美術とも呼ばれる)19世紀のものがほとんどのように思います。また19世紀後期のものになるとマンダレー美術(19〜20世紀初め)の影響を受けて来ており、顔付きがシャンぽさが無くなってきています。前置きが長くなりましたが、写真のものは仏陀ストーリーでも初期のものでおそらく17世紀のものではないかと思います。顔付きがシャン美術でもプリミティブ感があり、前時代(アヴァ美術)の影響を受けているようです。また青銅が分厚い。以上、考察と自己満足でした。
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