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クベーラとラクシュミー(祝!ブログ1000記事) [タイ発]

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9月末まででしたが、タイ初期文化の特別展を見て来ました。先日バンコク国立博物館に行ったのは実はこれを見る為でした。6月下旬のオープニングセレモニーにはシリントーン王女が来られたタイ芸術局主催の特別展で海のシルクロードとも呼ばれる東西貿易時代(5、6世紀頃?)のジャンク船片、陶片、縄やビーズ類、そしてタイ初期の仏教美術品がタイ全国の国立博物館から集められ展示・解説がなされていました。その中に6月下旬にロッブリー県のソムデット・プラナーラーイ国立博物館に行った際にこの特別展の為に見れなかったテラコッタ製のクベーラ神の塼仏をやっと確認することが出来ました。ロッブリー市内のナコンコーサー寺(遺跡)から出土したもので7〜9世紀頃(1200〜1400年前)のものです。またこの遺跡から北へ50キロほどのところにあるチャンセン(ナコンサワン県)やウートン(スパンブリー県)からも同じ型や近い型の塼仏が出土しています。この型は片面が「富と財宝の神」クベーラ(毘沙門天)、もう片面が「美と富の女神」ラクシュミー(吉祥天)というとても珍しいヒンズー教神の塼仏です。一番下の写真が展示品とコレクションの比較(両面)です。同型のものでおそらく同じ出土地のものです。2006年ブログ開始から13年目にして本日1000回目の記事を迎えることが出来ました。今回は1000回目の記事に相応しいものと思いこの内容を選びました。今後ともブログ「タイ骨董日記」をよろしくお願い申し上げます。
ブログ管理人 プラヤー

Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia

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