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シュリーヴィジャヤ期の塼仏 スラータニー県出土(その2) [タイ発]

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写真1〜5枚目はタイ南部スラータニー県プンピン郡出土、シュリーヴィジャヤ期(8~9世紀)の塼仏です。材質はテラコッタ(土製)、インドのグプタ朝末期からパーラ朝美術の影響を受けた東南アジア初期の貴重な塼仏です。塼仏の中央は瞑想する仏陀、左側の柱上部は法輪、右側は仏塔、上部は菩提樹を表しています。参考までに文献に掲載されている同型のものを掲載しておきます(写真6枚目)。写真7枚目はバンコク国立博物館に展示されている同型の塼仏です。写真8枚目は奈良県明日香村の奈良文化財研究所飛鳥資料館に展示されている白鳳時代の塼仏です。この白鳳時代の塼仏と並べて比較したのが写真9枚目です。年代的にも近く、美術様式もよく似ているのが分かると思います。スラータニー県プンピン郡出土の塼仏は経年変化によってテラコッタ表面が艶のある赤茶色になっているのも特徴のひとつです。 ステンレスケースに入れてヤフオクに出品しています。


The Roots of Thai Art

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  • 出版社/メーカー: River Books
  • 発売日: 2012/08/16
  • メディア: ハードカバー



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