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ドヴァーラヴァティー期の塼仏(カラシン県出土) [タイ発]

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写真1〜6枚目はタイ東北部カラシン県出土の塼仏片です。昨年初めて入手した頭部残欠です。頭部のみですが型押しの深いせん仏で立体的で美術的にも素晴らしいものです。頭部の周りは光背です。このような光背は日本の白鳳時代(7世紀後半〜8世紀初め)のせん仏にも見られます。この塼仏は仏暦2510年(西暦1967年)にカラシン県カマラサイ郡で出土したものでファーデートスーンヤーン仏と呼ばれる大型の塼仏です。写真7枚目が文献に載っている出土時の写真ですが土地の住民によって発見されたもののようです。完品は10個ほどでほとんどが割れた状態だったようです。写真8枚目が文献に掲載されている完品です。写真9、10枚目は文献の完品と比較したものですが型はもちろん、材質的にも同じの塼仏と分かります。年代的には8〜9世紀ごろのものです。ケースが仕上がったのでひと安心しました。


Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia (Fashion Studies)

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  • 作者: Guy, John
  • 出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art
  • 発売日: 2014/05/06
  • メディア: ハードカバー



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