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ワット・シーコームカム(パヤオ県)60年前の写真 [北部タイ発]

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この写真は故ラーマ9世(プミポン・アドゥンヤデート)が60年前にシリキット王妃とパヤオ県のワット・シーコームカム寺を訪れた時の貴重な写真です。仲買人を通じてずっと交渉してもらっていたコレクションで先日やっと手に入れました。仏暦2501年(西暦1958年)3月13日(プラチャオ・トンルアン仏とラーマ9世夫妻)
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プラ・コン(ランプーン出土) [北部タイ発]

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タイ北部ランプーン県出土のお守りプラ・コンです。時代的にはハリプンチャイ初期頃のもので約1000年前のものです。写真は上がランプーン県の目利きのコレクション、下が私のものです。出土してからかなり経っているもので表面は艶が出ています。状態や色は異なりますが元の金型は同じもので素材の土質や後ろが分厚い点など作りがよく似ています。おそらく出土場所、出土時期も同じだったのではと思ってます。

Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)

Votive Tablets in Thailand: Origin, Styles, and Uses (Images of Asia)

  • 作者: M. L. Pattaratorn Chirapravati
  • 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
  • 発売日: 1998/04/01
  • メディア: ハードカバー



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パヤオ県のお守り(その11) [北部タイ発]

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昨日の日曜日にパヤオ市内モールで開催されているパヤオ県のお守りの催しを見物に行って来ました。昨日は3日間の最終日でパヤオ県の人気お守りのコンテスト(無料)も開催されておりました。私もパヤオ県のお守りを何点か持っていますが金枠ケースに入っているので今回は見るだけにしました。この催しはパヤオ県のお守り目利きグループによって主催されたもので会場では目利きのコレクション展示販売やパヤオ、チェンライ県からのお守り売りが集まり和やかな雰囲気の催しながらもパヤオ県の主要なお守り(高僧系、出土系)を一度に見れる機会でとても勉強になりました。特に出土系のお守りではチェンセン時代のパヤオ様式とチェンライ県チェンセン出土のチェンセン様式とは区別されている点等、年配の先生方のレクチャーを受けることが出来ました。また高僧系では高僧クバー・イントー初代のお守り(仏暦2508年発行)や私も持っているプラチャオ・トンルアン(仏暦2512年発行)の欲しくなるようなお守りがありました。それでも探していたプラチャオ・トンルアンのピンタイプのお守り(仏暦2514年発行)を目利きにお願いして譲ってもらいました。先週入手したのはヨコ型でネクタイピンとして使用するタイプですが、昨日入手したのはタテ型の胸ポケットにつけるタイプのものです。これで2タイプ揃いました。今回のコンテストで1位の賞品にもなったパヤオ県のお守り、仏像の文献にも掲載されていましたよ。それからプラチャオ・トンルアンのA4サイズ超の写真も入手出来ラッキーでした。仏暦2505年前後の写真でかなり貴重なものです。という訳で帰りは大仏プラチャオ・トンルアンを拝んで帰りました。以上、疲れましたが充実した1日でした。。
Buddhist Sculpture of Northern Thailand

Buddhist Sculpture of Northern Thailand

  • 作者: Carol Stratton
  • 出版社/メーカー: Serindia Pubns
  • 発売日: 2003/06/01
  • メディア: ハードカバー



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パヤオ県のお守り(その9) [北部タイ発]

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パヤオ県の大仏プラチャオ・トンルアンの古い写真がだいぶ集まったので掲載しておきます。写真もお守りの一種ですので記事の続きとして書きます。この中で一番古い写真が、一番上の写真でおそらく1930年前後のものです。セピア色でかなり繊細な写真です。2枚目は1954年頃の写真、3〜5枚目は1960年代の写真です。そして最後の画像は現在(2018年)と当時(1960年代)の比較です。当時は仏像頭部上の屋根の窓が開いており光がさしているので表情がはっきりしてますよね。あと2、3枚欲しい写真がありますがコレクターが手放しません。時間をかけてねばって行こうと思っています。ふー。
(追記)言い忘れていましたがヤフオク!【プラ屋】に新たに10点ほど出品致しました。また覗いていただけると幸いです。

Buddhist Sculpture of Northern Thailand

Buddhist Sculpture of Northern Thailand

  • 作者: Carol Stratton
  • 出版社/メーカー: Serindia Pubns
  • 発売日: 2003/06/01
  • メディア: ハードカバー



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チェンセン青銅仏 ファン様式 舟形台座(祝180万アクセス) [北部タイ発]

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膝幅5センチほどのチェンセン・ファン様式の青銅仏ですがこの台座と一緒になるといっきに存在感が増します。この左右両端がはね上がった横長の台座をタイではジャンク船(タイ語=サンパオ)と呼びタイ北部やラオス北部の青銅仏でごぐ稀に見られる形状の台座です。ワット・プラケオ寺(チェンライ県)敷地内の博物館には大型のサンパオ台座が展示されていますが、古くからランナー地方の人々の間ではサンパオ船は仏陀を涅槃(悟りの境地)まで導くと信じられていると記載があります。この台座は横から見れば舟形状ですが上からは花のようにも見えます。以前、ルアンパバンで舟形台座について実際はハスの花がデザインされたものという話を聞いたことがあります。由来は舟かそれとも蓮の花か、そのどちらかだと思いますが何れにしてもチェンセン時代中期(16世紀頃)の希少な美術と言っていいと思います。またおかげさまで本日カウンターが180万を通過致しました。今後とも本ブログを宜しくお願い致します。
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(2018年9月1日追記)コンケン国立博物館の展示品にこの舟形台座のチェンセン青銅仏の類似品がありましたので参考に掲載しておきます。ほぼ同年代のものと思われますが写真では残念ながら展示の下のdescriptionが読めません。いつかまた確認したいと思います。(下の写真4枚を追加)
Buddhist Sculpture of Northern Thailand

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  • 作者: Carol Stratton
  • 出版社/メーカー: Serindia Pubns
  • 発売日: 2003/06/01
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ターカーン遺跡出土の塼仏用ケース [北部タイ発]

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少し前に入手したランプーン県境に隣接するチェンマイ県ターカーン遺跡出土の塼仏です。時代的には隣国ミャンマーのパガン美術の影響を受けた11世紀頃のものです。注文していた観賞用ケースが届いたので入れてみた。今回は両面見える仕様にしたので裏面の古代文字も見えて完璧。ふー。今月中旬頃ヤフオクに出品します。以前の記事はこちらです。関連しているのでまた見て頂ければと思います。https://thaiart.blog.so-net.ne.jp/2018-03-31


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  • 発売日: 2003/06/01
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中国様式の青銅仏 [北部タイ発]

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以前入手した中国様式の青銅仏(写真1枚目)ですが、先週末にチェンライ北部のチェンセンに行った際に立ち寄った丘上の寺の展示室でまた見つけました。展示棚の中には周辺で出土した様々なものが陳列されています。3枚目の写真が展示品との比較です。若干違いはありますが目や美術様式がそっくりで同時代に近いエリアで作られたものだと思います。チェンセンはゴールデントライアングルに近く、メコン川対岸はラオス、40キロほどでミャンマーとの国境があるメーサイです。またラオス、ミャンマーをはさんで西双版納(中国)も近い位置にあり、中国のものが出土することもうなずけます。この中国様式の青銅仏はシャン様式の青銅像やテラコッタ製の仏塔といっしょに展示されていましたが実際シャン美術(タイヤイ、タイルー)は中国美術の影響も受けていますからね。頭部の形状はビルマのアヴァ様式(15〜16世紀)の仏像に近いものを感じさせます。青銅の材質はチェンセン時代の青銅仏にかなり似ています。このことからこの青銅仏の年代はチェンセン時代後期(16〜17世紀)頃のもの、作られたのはシャン州か雲南省の国境付近ではないかと推測しています。タイ国内の博物館やこのような展示室を見てまわっているといろいろな疑問が少し解決していくように思えます。
Buddhist Sculpture of Northern Thailand

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チェンセン青銅仏 パヤオ様式(その2) [北部タイ発]

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発注していた台座が出来たのでまた掲載します。パヤオ県出土、チェンセン時代の青銅仏(パヤオ様式)です。前にも書きましたがパヤオ県の出土仏は青銅仏が少なくほとんどが砂岩製の仏像です。今回はパヤオ県チェンカム郡プラナンディン寺にあるに有名な仏像プラチャオ・ナンディン(砂岩製)と比較してみました。サイズはまったく異なるのですが写真を見ての通り顔つき、目の形状がとてもよく似ています。ちなみに耳の形状は異なりますがこの渦巻が2つある形状はパヤオ市内の大仏プラチャオ・トンルアンの耳と似ています。何れにしても「パヤオ出土」という信ぴょう性は高いと言っていいと思います。また年代も砂岩製と同時期の16〜17世紀(400〜500年前)のものと言っていいと思います。前回の記事はこちらです。https://thaiart.blog.so-net.ne.jp/2018-06-01

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パヤオ県のお守り(その5) [北部タイ発]

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パヤオ市内の大仏プラチャオ・トンルアンがあるワット・シーコームカム寺に行って来た。下の写真は入手したばかりのプラチャオ・トンルアンの古い写真です。約50年ほど前のものです。今と違い貧しかった当時は立体的な仏像の代わりに写真を額に入れて家で拝まれて来たのです。現在では高価で取引されており、状態の良い写真はお守り同様なかなか見つからない。
Buddhist Sculpture of Northern Thailand

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  • 作者: Carol Stratton
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  • 発売日: 2003/06/01
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パヤオ県のお守り(その4) [北部タイ発]

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パヤオ県チェンカム郡ワット・プラナンディン寺のお守りを入手した。このお寺にはプラチャオ・ナンディンというチェンセン時代(パヤオ様式)の砂岩製の仏像が祀られています。パヤオ市内の大仏(プラチャオ・トンルアン)と並んで大変人気のある仏像でパヤオ県の宝のひとつです。先日入手した同時代の青銅仏と比べて見たらそっくりなので驚きました。今回入手したのはこのお寺で仏暦2518年(西暦1975年)に発行された初代お守り(銅製メダル)です。コレクターから運良く状態良いものを譲ってもらいました。
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