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クベーラとラクシュミー(その2) [タイ発]

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久しぶりにコレクションのクベーラとラクシュミーの塼仏について記事にします。写真1〜3枚目はロッブリー市内中心のソムデットプラナーラーイ国立博物館に展示されているドヴァーラヴァティー時代のクベーラとラクシュミーの塼仏6点とその掲示(解説)です。東南アジア初期に見られるヒンズー美術(インド美術)の影響を受けた塼仏で片面がクベーラ神、もう片面がラクシュミー神の珍しい両面の塼仏です。型が何種類か存在していますが写真3枚目の展示品が私の持っているもの(写真4枚目)と同型のものです。2018年6〜9月頃にバンコク国立博物館で開催された特別展示会にもこれらの塼仏が貸し出され出展されていました。その時はロッブリーの博物館のような展示ではなくライトアップされて360度見えるようになっており裏表両面と左右両側からしっかりと写真に収めておきました。その写真が下の3枚の比較写真です。左が私のもの、右が博物館のものです。型は見ての通り全くの同型で自然光に近い写真3枚目と4枚目の写真からも分かるようにテラコッタの材質や表面の状態もほぼ同じでおそらくこの2点はロッブリー周辺か隣接するチャンセン(ナコンサワン県)の同じ場所でほぼ同時に作られたものだと思います。現存する貴重な完品なのでこれからも大事に保管していきます。参考までに一昨年前にバンコク国立博物館で開催された特別展の記事のリンクも貼りつけておきます。https://thaiart.blog.ss-blog.jp/2018-10-11

Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia

Lost Kingdoms: Hindu-Buddhist Sculpture of Early Southeast Asia

  • 作者: Guy, John
  • 出版社/メーカー: Metropolitan Museum of Art
  • 発売日: 2014/05/06
  • メディア: ハードカバー



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